こども家庭支援
本日、「大分市要保護児童対策地域協議会野津原中学校区実務者会議」という長い名前の会議があり、参加してきました。様々な職種の実務者が集い、2グループに分かれて事例に基づく討議を行いました。今回紹介された事例では、貧困が連鎖するリスクを強く感じました。
学校では、困っている人がいたら助けましょうと話をしていますが、自分が困ったら人に助けてもらいましょうと伝える必要があるとも感じました。助けてもらうことは、恥ずかしいことではありません。そういうことを、学校でもきちんと伝えていく必要があります。実は、世の中には様々な支援体制や支援制度が存在しています。そのことを知っているかどうかで、生活や生き方にも大きな差が生じるように思います。いわゆる情報格差です。情報格差を生まないように、学校でも情報をどのように入手すればよいかを学びます。ただ、全ての問題を自分ひとりで解決しようとする必要はありません。わからなければ、知っている人に教えてもらう、助けを求めることも、生きる力です。支援の手を差し伸べられたら、まずは話を聞いてみるという態度がよいと思います。
格差社会という言葉があります。教育格差、体験格差、情報格差など、様々な格差を無くしたり、縮めたりする役割を、学校教育は担っているように思います。そのため、格差が少しでも無くなるように、子どもには難しいと思われる話も、積極的にしているつもりです。そういう部分では、子ども扱いをしないように心がけています。社会に出ると、自分に必要な情報を仕入れて、考えて行動する必要が生じます。生きる力を身に付けることで、格差を縮めて貧困の負の連鎖を断ち切ってほしいと願うのです。人間、死ぬまで勉強、なのです。