アベベのぼうけん[森の文庫]
森の文庫の『アベベのぼうけん(おどろきの上巻)』と『アベベのぼうけん(かんどうの下巻)』を読みました。これは、プログラムすごろくの本ですが、命令どおりに動けば、すごろくのゴール(あがり)に辿り着きます。すごろくですので、基本的には、〇マスすすめ、△マスさがれ、のような命令になります。〇や△は、例えば、気になっているみかんの数といように、命令が書かれています。この本に書かれていますが、プログラミングとは、未来に向かって、「こうなるといいな」「こうしたいな」ということを構想し、その実現に向かって、具体的に何を準備するか、どういう手順で実行するかを、前もって決めておく行為です。これは、まさに毎日の生活と同じなのです。例えば、料理。何かを作ると決めたとき、材料として何を準備するか、どの手順で料理するか、時間をどうするか、まさに、プログラミングです。料理がおいしく仕上がらなければ、材料や手順を変えて、おいしくなるようにプログラミングをし直せばよいのです。何かを指示するのも、プログラミングです。正しく行動できるように、正しく指示する必要があります。プログラミングと聞くと、自分は関係ないと思うかもしれませんが、そんなことはないのです。自分の人生もプログラミングではないでしょうか。こうなりたいという将来の夢がある場合、それを実現するにはどうプログラミングすればよいかを考えればよいのです。受験勉強もプログラミング。自分が自分に命令するのです。このようなプログラミング的思考を育てるのに、子どもがとっつきやすい本です。ぜひ、子どもに手に取って読んでもらいたい本です。