251226
ネット依存に関する新聞記事を読みました。ネット依存者は、ネット使用開始年齢が低いこと、ゲーム時間が長いことが、特徴のようです。夜中までゲームをすると、起床できなくなり、不登校や暴力につながるとあります。これは、容易に想像することができます。小学生など、年齢が低いほど、ネット依存から抜け出せないとあります。これは、改善しようとするモチベーションが低いこと、衝動をコントロールする力が低いことが原因です。この原因も、納得できます。改善しようとするモチベーションが低いのは、先のことを考えたり、見通しを持って行動することが、知識や想像力が乏しいためにできないからです。このように見てくると、ネット依存となった場合、ネット依存から抜け出すことはかなり難しいことがわかります。ということは、ネット依存にならないように、未然防止をする必要があります。これは、子どもへの砂糖の与え方に似ているように感じました。砂糖の味を覚えると、脳が砂糖は快感と覚えて、砂糖を求めるようになります。小さな子どもは自分で自分をコントロールできません。ですので、低年齢では砂糖の味を覚えさせないようにするのがよいという話です。ネット依存にしろ、砂糖にしろ、子どもが自分でコントロールできないため、周りにいる大人が、与える年齢や、量や時間など、ある程度コントロールする必要があると思います。