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6年生は、社会で、戦国武将の戦いをディベート形式で行っていました。戦国武将の戦いは、トーナメント形式で行われます。戦国武将を構成するチームは、一人のチームもあれば、武将の選択により複数人の場合もありました。最終的に、最強の戦国武将を決めます。投票するのは、ディベートを聴いていたオーディエンスです。したがいまして、史実に基づく武将の強さだけではなくて、プレゼンテーション力が問われます。また、戦いでは、場所(城、平地、山岳地帯など)と天気(晴、雨、霧など)がくじ引きで決められます。つまり、決められた場所と天気に応じた戦い方をして、相手の武将に勝つことをプレゼンします。お互いに、3分以内のプレゼンの後、質問・意見タイムが4分以内で行われます。この質問・意見タイムの使い方が、この戦いではとても重要です。相手に反論し、反論されたことにさらに反論します。まさに、ディベートです。時間は持ち時間すべてを使うことが鉄則だと思うのですが、すぐに質問はありませんと切り上げる武将もいて、もったいないと感じました。普段、強く反論しない子どもが反論したり自分の意見をきちんと強く述べたりする場面を見ることができました。力を秘めていて、とても頼もしく感じました。拍手を送ります。この授業、単に勝ち負けで終わることなく、きちんとふり返りをして、どういうディベート、プレゼンテーションがよかったか、自分にはどの力が必要か、考えてほしいと思いました。それをした人は、力がつくと思います。

2年生は、特別活動で、2学期のふり返りをしていました。9回目の学級会。二人の子どもたちが司会をしていました。2学期にがんばったことと、3学期にがんばること。たくさんの意見が出されていました。がんばったことは、運動会、九九、あいさつ、読書、毎月の生活目標(めあて)、そうじ、書写、漢字など。3学期にがんばることもたくさん出されましたが、担任の先生から質問がありました。1学期の終わりにもふり返りをしたけど、そのとき、2学期にがんばることとして挙げたことはできたのですか、と。そうなんです。目標として挙げたことのふり返りが、とても大切だと思うのです。それをしないと、いつも同じふり返りとなってしまいます。1学期末に挙げた目標は、けんかをせずにこにこのクラスにする、ルールを守る、相手のことを考える、やさしくする、言葉づかいに気をつける、など。1学期に比べるとできていた子どもが増えたようですが、完璧にできた子どもはいなかったようです。先生は、続けて問いかけました。どうやって、できるようになるのですか。難しい質問かもしれませんが、がんばりますでは、実現できません。意識も大切ですが、具体的にどういうことをするという所まで整理しないと、がんばりようがありません。この部分は、次の話し合いまでに考えることになりました。たくさん考えてほしいと思います。そのために、日々、学んでいるのです。期待しています。