コーチング
今日(12月10日)、校内研修で、コーチングが取り上げられました。コーチングとは、指導者(コーチ)が、質問や傾聴を通じて、対象者に、気づきを与えて、考えて行動するように支援すること。言葉にすれば、比較的簡単に聞こえますが、いざやろうとすると、相当難しく感じます。コーチングでは、質問力が問われます。対象者が考えたくなる、効果的な質問をする必要があります。逆に、対象者が考えたくなくなる質問はご法度です。例えば、「なんで時間を守られないの」という質問と、「どうすれば時間が守られるかな」という質問。前者の質問は、質問の形をとっていますが、対象者は純粋な質問と感じないのではないでしょうか。怒られている、批判されている、と感じます。これでは、気づき、考えて行動する、につながりません。後者の質問は、過ぎ去った過去ではなくて未来についての質問なので、考えようという気になるかもしれません。こういうことを知ったうえで、試行錯誤しながら、上手なコーチングができるようになりたいもの。最初の第一歩は、ティーチングよりもコーチングということを意識、認識することです。