251203
5年生は、算数で、割合の学びをしていました。例えば、10回中8回当たりがでるくじと、12回中9回当たりがでるくじ。どちらの方が、当たりやすいくじでしょうか。最小公倍数で考えてみます。10と12の最小公倍数は60。前者は、60回中48回の当たり、後者は60回中45回の当たり。したがって、前者の方が当たりやすいと言えます。これを1回当たりとして考えてみます。単位量当たりですね。前者は、8÷10=0.8、後者は9÷12=0.75。この0.8と0.75を比べるとよいことがわかります。前者は0.8の割合で当たり、後者は0.75の割合で当たりということがわかります。当然、同じ結果ですが、前者の方が当たりやすいという結論です。
4年生は、算数で、小数について学んでいました。これまで、0.1Lまで学んできましたが、それよりも小さな数はあるのでしょうか。あります。0.1Lの10分の1は0.01L。その10分の1は0.001L。いくらでも表現できそうです。
3年生は、算数で、三角形の学びをしていました。正三角形は、辺の長さがすべて同じ三角形。二等辺三角形は、二つの辺の長さが同じ三角形。
5年生は、ALTのオレ先生と、英語の学び。What would you like ? と How much is is ? の質問の仕方と、答え方を学んでいました。
Q : What would you like ? A : I’d like curry and rice.
Q : How much is it ? A : It’s 570 yen.
AチームとBチームに分かれて、何が好きかを言い合うゲームをしていました。選ぶ料理により、ポイントが違うゲームです。何を選ぶかが、勝負の分かれ目となります。中には、秘密のポイントがあります。keep(保持する)か、give(相手に与える)かを、問われます。ポイントにはマイナスのものもあるので、慎重に判断する必要があります。チーム戦は盛り上がっていました。ところで、英語のフレーズ、覚えたよね?


2年生は、体育で、サッカーの学びをしていました。そろそろ、ボールを足で蹴ることに、慣れてきたかな。


2年生は、道徳で、『ねこがわらった』という話について考えていました。算数のテストで、ひとつだけ三角がついていました。それをお母さんに見せるのがいやで、三角を丸に書きなおせばよいと考えます。消しゴムで三角を消して、赤鉛筆で丸にしようとしたとき、音がして振り返ると、ねこのたまがこちらを見ています。笑ったように見えます。自分がしようとしていることを考えて、何だか嫌な気持ちになったという話です。2年生は、先生が準備したワークシートで自分の意見、考えを文章で表現します。うそをついたらどうなるか。自分ならどうするか。手を挙げて、自分の意見を言う子どもたち。理由がはっきりしない意見を言う子どもを、先生はきちんとフォローします。どうしてそう思うの、なんでかなと、質問を重ねます。これは、子どもの発言へのフィードバックに他なりません。フィードバックを受けて、子どもたちは、話し方や書き方が上達していきます。他の人はだませても、絶対にだませない人がいます。それは、自分です。後で嫌な気持ちになったり、後悔しないように、うそはつかない方がよいですね。自分の信頼にも関わります。信頼を築くには時間がかかります。信頼を失うのは一瞬です。
なお、テストについて言えば、間違えたところは、自分の宝物という考え方があります。自分が正しく覚えていなかったり、正しく理解できていないところがわかることこそ、テストの良い側面なのです。テストは、今の理解度を評価するものですが、間違えた問題をふり返ることで、理解度を上げることができます。中学生や高校生になると、テストで間違えたところだけを書き出した間違いノートを作る人も出てきます。とてもよい勉強方法のひとつです。間違えたところを消して書き直してしまうと、自分がどこを間違えたのか、どのように間違えたのかがわからなくなります。これは、実はもったいないことなのです。繰り返し間違わないようにすることが、知識の定着の要です。言いっ放しにしない、やりっ放しにしない。大切なことです。