読書の日
10月27日は、読書の日。今日、知りました。私は、本が好きです。家に本がたくさんあったこと、図書館が近くにあったことなど、本が身近にあったからでしょうか。同じように、娘も本好きです。ただ、同じ環境で育った息子は娘ほど本好きではありません。そうなると、環境も影響しますが、環境だけで決まるものでもないと言えそうです。小さいときは、メリットがあるから本を読むというよりも、楽しいから本を読むという感じでした。読書を続ける中で、知らないことを知ることができる、他の人が体験したことを追体験ができるなど、たくさんのメリットがあることにも気づきました。小学校や中学校では、先生が教科書を使っていろいろなことを丁寧に教えてくれます。これが当たり前だと思うかもしれませんが、実はそうではありません。大学生になったり、仕事をするようになると、自分で勉強することが基本となります。丁寧に教えてくれるということはなくなり、わからないことは自分で調べたり、人に質問して教えてもらう形になります。このとき、本を読んで理解することが強く求められます。勉強の最終形は、自分で本を読んで理解することです。そう考えると、小さいときから、本を読む習慣ができていると、自分で本を読んで学ぶときに大きな苦労がないように思います。図書の先生とお話したとき、「共感力」という言葉を口にされました。なるほどと思いました。読書の入り口は「楽しみ」であることが多いと思いますが、たくさんの出口があると思います。それを、一枚のスライドに表現しました。