250924
本日、これから、5、6年生が、野津原中学校の体験入学に出かけます。いろいろなことを考えるには、まず、知ること、情報を集めることが大切です。今日は、少し年上の先輩方が野津原中学校について教えてくれるようです。主体的に参加してもらいたいと思います。
野津原中学校体験入学のお迎えの会で、野津原中学校の佐藤校長先生から、歓迎のことばをいただきました。人数が少ないからこそ、一人ひとりが主役になること、先生と生徒の距離が近いこと、機会が多いことなど、温かいメッセージをたくさんいただきました。その後、体育と美術の授業を、部活動も含めて、見学させていただきました。交流会からは、生徒会執行部の司会で、学校の説明、野津原中学校のいいとこ自慢をしてくれました。体験活動が豊富、学年をこえた仲の良さ・交流、全員が主役になれる、少数晴栄、落ち着いた時間を過ごせる、友達や先生との関わりが多い、行事が楽しい、がいいとこ自慢。その後、11個準備してくれた授業の中から、一人あたり2個の授業に参加させてもらいました。数学では、4という数字を4つと記号を使って、1から10の数字にする問題が出されました。私も挑戦しましたが、制限時間内には全問解答できませんでした。社会では、都道府県に関するクイズが出されていました。野津原中学校の生徒が先生役となり、授業を展開してくれました。さて、子どもたちは、何を感じ、何を吸収してくれたでしょうか。忘れないうちに、ふり返りをしてほしいと思います。
お迎えの会で、今日の野津原中学校の体験入学はキャリア教育の一環、主体的に参加してほしいという話をしました。今の6年生は、早い人なら、6年後には仕事をしています。イメージするのは難しいかもしれませんが、そう遠くない将来、働くことになるので、働くということを考え始めてほしいと伝えました。仕事は何十年も続きます。いやいや仕事をするのではなく、好きなこと、得意なことをして、楽しく仕事をしてほしいと伝えました。そのためには、自分の興味関心を広げたり、自分の得意なことを探したりすることが大切で、今日の体験入学もそのきっかけにしてほしいということも伝えました。ご家庭でも、野津原中学校体験入学について対話いただければと思います。
野津原小学校から野津原中学校まで約2km。大型バスの乗り入れが難しいため、5年生、6年生と2回に分けての移動で、出発から到着までおよそ35分を要しました。先に到着した学年、後から帰る学年は、20分くらいの時間が待ち時間となります。この待ち時間、子どもたちは自由に過ごしていましたが、待ち時間の使い方は課題だと感じました。特に、後から帰る学年の子どもたちは、20分もあればふり返りができたなと思いました。