250908
5年生は、国語で、たずねびとの学びをしていました。綾(あや)という女の子が、さがしていますというポスターの中に、自分と同じ名前を見つけます。年齢も同じ十一歳。ポスターの一番上には、原爆供養塔納骨名簿とある。原爆が落とされたのは何十年も前のこと。その間、ずっと、心当たりがないということに、不思議な気持ちを持ち、行動します。14頁の「たずねびと」を、順番に読み、意味がわからない単語、あやふやな単語に印をつけて、国語辞典で調べます。それをノートに書いて、語彙力を高めていました。地味ですが、語彙力を高めるよい方法だと思います。その言葉を使ってみると、より語彙は定着します。
6年生は、理科で月の見え方を学んでいました。月は自ら光を出すのではなくて、太陽の光を受けて光ります。太陽と地球と月の位置の関係で、満月に見えたり、欠けて見えたりします。これは、図を描くとわかりやすいですね。太陽、地球を描いて、どの位置の月はどう見えるかを、整理していました。
5年生は、社会で、前時は、食料自給率、今日は、漁獲量について学んでいました。他の国と食料自給率を比べると、日本の低さが明らかとなります。カナダ、アメリカ、フランスの食料自給率は100%を超えています。イギリス、日本は、食料自給率が100%を下回っています。それでも、イギリスは70%程度。日本は、40%です。最近の物価高騰も、説明がつくのではないでしょうか。輸入する食料について、値段を上げられても、自国で作れないため、その値段で応じるしかありません。そうすると、日本ではなかなか作ることができないコーヒーやチョコレートなど、どんどん値上がりしているのが現状です。国にとって、食料自給率は、とても重要ですね。
4年生は、国語で、「あなたなら、どう言う」という対話の練習をしていました。内容は、次のとおりです。お姉さんが家に帰ってきたら、弟のおもちゃや本が部屋中に散らかっていた、これから友だちが遊びに来るというのに。弟は、棚を掃除するために、おもちゃや本を棚から出していたという状況です。お姉さんは、ついつい、「これから友だちが遊びに来るから、早く、片付けてよ」と、言いたくなります。弟は弟で、強い口調で言われると反発したくなります。では、どうすればよいか、というのが主題です。自分の主張だけを言うことが対話ではありません。今年度、1学期から子どもたちには伝えている「相手意識」が、対話には必要となります。相手の立場に立って考える、相手の気持ちを考えた言動をする、ということ。最終ゴールは、けんかをすることではなく、おもちゃや本を片付けてもらうこと。気持ちよく、そうしてもらえるような言い方を考える必要があります。そもそも、なぜ、おもちゃや本が部屋中に散らばっていたかということにも思いをはせる必要があるかもしれません。これは教材ですので、両方の立場になって考えるのがよいと思います。やっぱり、大切なことは、相手意識。気づいてくれるといいですね。
1年生と2年生は、図書館利用をしていました。絵を見て、絵本のタイトルを言うゲームを楽しそうにしていました。たくさん読んでいる人は、ばっちり答えられますね。