シェイクアウト(9/1)
9月1日は、防災の日です。これは、1923年9月1日に発生した関東大震災を教訓にするために、制定されました。大分市では、地震の際の安全確保行動を身につけることを目的に、南海トラフを震源とする巨大地震を想定したシェイクアウトを実施しました。地震の揺れから身を守る訓練として、その場で約1分間、机の下に入る、カバンで頭を守るなどの安全行動をとります。野津原小学校でも、シェイクアウトを実施し、机の下に入る安全行動をとりました。なお、シェイクアウトとは、地震防災訓練のことです。
これから発生する可能性のある南海トラフ地震は、大分県にも大きな被害をもたらす予測がされています。私は、阪神淡路大震災のとき、兵庫県尼崎市の会社の寮に住んでいました。京阪神で大きな地震が起きると考えていた人は、まわりには一人もいませんでした。したがって、防災という意識も皆無でした。このときの経験から、まず、命を守ることが何よりも先決と声を大にして言いたいです。特に、寝室に倒れるかもしれないタンスはないでしょうか。タンスや書棚などの下敷きになれば、命を守ることができないかもしれません。うちは大丈夫という文言は禁句です。寝室に倒れる危険性のあるタンスや書棚などを置かない。そういう場所で寝ない、寝させない。これは、大人の責任です。命よりも大切なものはないのですから。