250822
今日は、くもり時々晴れということですが、雨が降りそうな空です。来週の8月25日から2学期が始まる学校は、いよいよ夏休みの最終版ですね。大分市の小中学校の2学期は、9月1日ですので、まだ、1週間の夏休み期間があり、2学期の準備を進めることができそうです。たかが1週間ではありますが、ありがたい1週間です。時間を大切に使わせてもらおうと思います。子どもの中には、早くから宿題を終わらせた子ども、最後に取り組む子どもがいると思います。先生方は、きっと、早くから2学期の授業準備をされていることでしょう。
昨日(8月21日)、小学校の教育課程研究会の国語部会があり、楽しく参加してきました。大分市の学校から、30名くらいの先生が集まりました。1年生から3年生までの担任をされています。これまでに2回の研究会があり、育成をめざす子ども像、研究主題、研究仮説を協議して、決めてきました。
◇育成を目指す子ども像 対話を通して考えをもち、自分の言葉で表現することができる子ども
◇研究主題 自分の考えをもち表現できる国語科授業のあり方 ~自分の考えをもつための対話的な学習活動を通して~
◇研究仮説 子どもたちが意欲的に取り組める学習課題や、対話的な学習活動を設定すれば、自分の考えをもち表現することができるであろう
昨日の研究会では、10月に行われる授業の指導案審議を行いました。1グループ4、5人で、6グループ。グループ毎に、実のある話ができました。その話の中で、子どもたちは、先生の間違いを指摘することが大好きというのがありました。何となくわかりますね。ですので、それを逆手にとって、間違えた文章を写してもらって、その間違えを指摘してもらうという学習をすれば、子どもたちは意欲的に取り組めるのではないかという話がありました。扱う単元が「書いたら、見直そう」という内容なので、導入としては、そういうやり方がいいように思いました。また、書いたら、見直すのは当たり前とするのではなく、見直しなんて面倒だから、しなくてもいいんじゃないと、子どもを揺さぶってもいいのではないかと思います。この授業、どのように展開されるか、今から楽しみです。なお、グループの中に初任の先生がおられました。ただ、初任であるかどうかは、お話しないとわかりません。先生は、1年目から他の先生方と同じように先生として見られますので、どうか、初心を忘れずでがんばってほしいと思います。応援しています。
子どもたちから、明日(8月23日)、清正公(せいしょうこう)まつりがあると聞きました。清正公とは、肥後に熊本城を築き、治水・利水工事などによる領地経営で肥後を豊かにし、領民から神様のように慕われた、加藤清正公のこと。現場主義の経営者として領民の負担軽減に努め、貿易にも積極的に取り組むなど、多角的な才能を持った人物だったようです。野津原は、加藤清正公が参勤交代の際に利用した宿場町ですので、ここ野津原の地でも、加藤清正公を偲ぶために盛大なお祭りをしているとのこと、勉強になりました。お祭りの成功をお祈りします。