250410
本日、小中一貫教育に一緒に取り組んでいる野津原中学校の入学式がありました。厳粛な入学式でしたが、心温まる入学式でもありました。小中一貫教育として、小学校6年間と中学校3年間の合計9年間を、見通しを持って教育することはとても重要です。野津原小学校と野津原中学校では、学習の4つの約束と生活の3つの約束を定めています。その中で、最も大切な一つが、「相手の気持ちを考えた言葉づかいをしよう」です。これは、小学校の始業式で話をした相手意識、相手のことを考えた言動をしようと、同じものです。人にされて嫌なことをしない。この先には、自分は嫌でなくても、相手は嫌かもしれない、すなわち、自分は嫌でなくても、人が嫌がることを想像して、そういうことはしない、というのがあります。本人同士は嫌でなくても、見ているまわりの人が嫌だなと思うこともあります。そういうことも、少しずつ、子どもたちに伝えていこうと思います。家族の間では、どうしても言葉がきつくなる傾向にあると思います。ただ、家族だから相手意識は必要ないということにはなりません。ご家庭でも、相手の気持ちを考えた言葉づかいについて、気に留めていただければと思います。