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人権について考える

人権について考える

 12月4日から10日までの期間は人権週間です。11月29日の授業参観では、どの学年も人権をテーマにした授業を行いました。

授業の様子(1)授業の様子(3)授業の様子(2)

 学校では、年間を通して人権を尊重する教育に取り組んでいます。

 「相手の気持ちを考えて行動する」「互いのよさに気づき認め合う」という2つのことについて紹介します。

【相手の気持ちを考えて行動する】

 「相手の気持ちを考えて行動すること」を、すべての人が実行できたら、世の中からいじめや差別などの人権問題はなくなります。しかしながら、日常生活では、自分の立場だけを考えてしまい、相手の立場で考えることができず、人を傷つけてしまうことがあります。

 学校では、道徳の授業などで「相手の気持ちを考えて行動すること」を指導しています。

 〈子どもの気づき~振り返りから~〉

 「自分は悪くないと思っていたけど、〇〇さんの立場で考えたら、自分が悪かったとわかりました。」

 「~で困っていたとき、〇〇さんが手伝ってくれました。うれしかったです。」

【互いのよさに気づき認めあう】

 授業や行事などで子どもたちが協力し合う活動を行ったときは、活動の振り返りの中で、「友だちのがんばりやよいところを見つけ伝え合わせる取組」を行っています。また、各学年でも帰りの会などで「キラキラみつけ」「今日のキラリスト」など様々なタイトルをつけ、友だちのよさを発見する時間を設定しています。これらの取組を行うことで、「互いのよさに気づき、認め合う」仲間づくりを推進しようとしています。そして、これらの取組は、子どもの「自尊感情」を高めることにもつながっていきます。

 〈子どもの気づき~振り返りから~〉

 「〇〇さんが、がんばっていたので、自分もそうなりたいと思いました。」

 「〇〇さんから『がんばっていてすごいね!』と言われうれしくなりました。」