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平和集会

 8月5日(金)は,夏休み中の登校日でした。楽しいはずの夏休みも,今年は気になることがたくさんあります。新型コロナウイルスの変異株によって,大分市でも想像以上に感染が広がっています。また,連日の猛暑日で,熱中症の被害も多く出ています。東北地方では線状降水帯による大雨被害が出て,大変な思いをされている人もたくさんいます。世界に目を向ければ,ウクライナとロシアの戦争も6か月になろうとしています。

 さて,今日は8月5日。新型コロナウイルス感染予防対策として,画像で示したように「ZOOM Meeting」を利用して各教室に配信する形で「平和集会」を行いました。6年生の「8月6日」に関する調査発表や,人権・平和・栽培委員会の読み聞かせなどで,「平和」とは何かを考えるきっかけとなりました。
 明日「8月6日」という日は,1945年8月6日午前8時15分に世界で初めて広島に原子爆弾が使用された日です。私は,原子爆弾は,非人道的であり無差別大量殺戮可能な破壊兵器であり,絶対に使用してはいけないものだと思います。昨年の広島平和記念式典で,広島の小学生が「平和の誓い」のなかで,「本当の別れは,会えなくなることではなく,忘れてしまうことです」と語っていました。私は,この言葉を聞いたとき,戦争で失われた尊い命のことを決して忘れることなく,学び続け語り継ぐことの大切さを感じました。
 終戦を迎えた夏には,戦争に関する報道が数多くなされます。8月6日(午前8時15分),8月9日(午前11時2分),8月15日など,節目となった日に合わせて,ご家庭でも「平和」について語り合い,ともに「平和な世界」を希求していきましょう。