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昔の道具【七輪】体験(3年)

昔の道具【七輪】体験(3年)

 今日は3年生の社会科【昔の道具体験】の学習で、七輪を使っての餅焼き体験をしました。今年度は昨年度の餅焼き体験活動に加えて、地域の方が「『あられ』もやってみるなら、準備できるよ。」と提案して下さり、各学級の全グループに平等にいきわたるよう「あられ」の準備もしてくださいました。お餅を焼いた後、あられも焼いて、おいしそうに食べていました。とくに「あられ」は「ゆっくり焼かないと中に芯が残る」というアドバイスをもらい、児童はそのアドバイス通りにゆっくり丁寧に網の中で回転させながら焼いていました。このあられも、あられ用の網も、火種の竹も、火吹きだけも準備してくださったのは地域の方です。本当にありがたいです。また、今日の学習は、「手は出さず、失敗してもいいから子どもができることは子どもにさせる、見守る姿勢でいきましょう」と確認していたこともあり、大人の役割が明確でした。見守る眼差しも温かかったです。保護者の方もたくさん見えてくださっていました。ありがとうございます。授業後児童に感想を聞くと、「おいしかった」「楽しかった」が多かったですが、「うちわは、下の穴に向かって仰ぐことがわかった」「昔の人はこうやって餅を焼いていたんだなあと思った」「七輪でお餅が焼けるなんて思わなかった」(火力がないと思ったようです)「地域の人と食べるお餅はとってもおいしかった」と答えていました。今日の体験が今後の「生きて働く力」になることを願っています。授業後、担任の藤田教諭が「地域の人たちに支えられ、松岡は素敵な地域だね。松岡に生まれてよかったね。」と児童に語り掛けていたことがとても印象的でした。児童はもちろん、地域の方々も嬉しそうでした。