二十一世紀に生きる君たちへ
4日間にわたって大東中校区にお住いで教職経験者である高橋英子先生が道徳の出前授業で来校されました。タイトルは「二十一世紀に生きる君たちへ」司馬遼太郎さんについてです。昨年度も来校され6年生に同じように道徳の授業をしていただきました。司馬遼太郎さんの思いを知ることで、今後の自分の生き方を考えてほしい、という髙橋先生の願いが込められています。髙橋先生のエネルギッシュでテンポの良い問いかけに児童もキラキラした眼差しで応えます。手元のワークシートも文字がたくさん書かれていて、児童がどれほど真剣に授業に向き合っているのかが、わかりました。授業後の児童の感想には「自分に厳しく人に優しく・・・今の自分はできていない時がある。でも、これからはそうなれるよう心がけていきたい。」「いつもとは違う新鮮さがあった。自分を見つめなおす時間になった。」など、こちらがハッとさせられるような思いが綴られていました。最後に髙橋先生はおっしゃいました。「卒業の前にもう一度読んでみて。」きっとその時にはまた違う感じ方をするでしょうし、今日見えなかったものが見えているかもしれません。