平和のために自分にできること
今日は、8月6日平和をねがう日です。原子爆弾が投下された8時15分に各教室で黙とうを行いました。児童の中には、なぜ8月6日が登校日なのか、なぜ今日8月6日を平和をねがう日としているのかなど、知らないことは多いはず。まずは、平和集会(テレビ放送)で8月6日を「平和をねがう日」としていることについて学び、各教室での今日の学習をスタートさせました。
教室での学習教材は以下の通りです。 1年生:しんちゃんのさんりんしゃ 2年生:ピカドンたけやぶ 3年生:ひろしまのピカ 4年生:紙芝居ちっちゃいこえ 5年生:原爆の火 6年生:「平和」の願い・つなぐ・つくる です。戦争が恐ろしいものだとわかっているのに、戦争をしてしまう国や地域がある、なぜだろう・・・。・・・なんと子どもたちに伝えればよいのでしょうか・・・。ただ、私たち教師ができることは、こうやって8月6日に戦争はだめだと伝えていくこと。一緒に考えること。これしかありません。学習の中で、子どもたちが自分にできることをしっかり考えていました。「戦争はしないで、ってぼくは言いたい」「一人ひとりを大切にしようって、私は言いたい」それぞれが、心の中にこの気持ちを持っていてくれればきっと・・・そう信じています。
先日、テレビのデータの中で、国内の約3割の小中学生が原子爆弾を知らない、戦争についての学習をしたことがない、と答えていました。私はそのデータにとても驚きました。そして、悲しくなりました。ぜひ、ご家庭でもせめて今日は、平和について考えてもらえると嬉しいです。