避難訓練【不審者】
今日の避難訓練は、不審者避難訓練。もし学校に不審者が侵入したとき、誰も危害を加えられず、安全に素早く非難するための訓練です。
2001年、大阪の池田小学校に包丁を持った男が侵入し、児童8名が亡くなり、15名の児童と教師が大けがをした事件がありました。この事件をきっかけに不審者の訓練が学校で行われるようになりました。
実際に今日は警察署の方に来ていただき、不審者の役をお願いしました。その場にいる教師がどのように対応するか、また、児童の動きはどうか、実際に見ていただくことで課題も見つかりました。今日は、教師の指示のもと行動しましたが、実際は自分で身を守る行動をとらなければなりません。
警察署の方からは、児童に「いかのおすし」と「はちみつ」の話がありました。
「いかのおすし」は不審者に会った時の行動を示しています。
いかない (知らない人についていかない)
のらない (知らない人の車に乗らない)
おおごえでさけぶ
すぐにげる
しらせる
「はちみつ」は不審者の見分け方を示しています。ただ、「はなしかける」など、補足説明が必要な部分もあります。
はなしかけてくる
ちかづいてくる
みつめてくる
ついてくる
「いかのおすし」「はちみつ」についてはクラスで再度確認をしました。
さらに、児童には、決められた通学路を帰ることや、下校時刻を守って一斉に帰ることも命を守ることにつながる、という話もしています。
自分の身を守る行動をとる、ぜひご家庭でも話題にしてくれると嬉しいです。