素敵すぎます
今日の昼休みにとても素敵な出来事と遭遇しました。あまりに素敵なので、みなさんにもお知らせします。今日の昼休みはグラウンド当番でした。グラウンド当番というのは、本校ならではの職員の任務です。運動場が離れているため、第2グラウンド出口に一人、第1グラウンド入り口に一人、職員が毎昼休み、安全指導のために立っています。時々来る車の往来の対応のためでもあります。(松岡小だけです)昼休みが終了する少し前に、第1グラウンドの鍵を閉め、第2グラウンドに戻ると、まだ校舎に入っていない1年生の児童がいました。「どうしたの?ブランコ楽しかったかな。戻るよ。」そう声をかけ近づこうと歩み寄ると、私と一緒に戻ってきた6年生の髙野さんが、私より先にその1年生に駆け寄り「一緒に行こう。」と優しく手をつなぎました。「え?知っているの?」とたずねると「ペアーの1年生です。」そう答えました。「そっかあ、ありがとう。」そう言って校長室に戻ろうとすると、もう一人、校舎に近い側のジャングルジムに別の1年生がいました。私より先にそのことに気づいた髙野さんは、先ほどの1年生の手を繋いだまま、そのジャングルジムの児童の方に歩み寄り、もう片方の手でその子の背中に優しく触れながら「戻ろう。」と校舎に誘導しました。私は高野さんの姿に胸が熱くなりました。かける言葉は多くはありませんでしたが、高学年として、という当たり前の言葉では表せないそれ以上の髙野さんの温かさを感じました。同時に、高野さんが人としてどんな大人になるのか、これからの成長が楽しみでなりません。髙野さん、ありがとう。