児童の困りの具体化と単元のゴールをイメージする
本日の職員研修は、特別支援教育研修と外国語研修でした。特別支援教育研修では、特別支援コーディネーターの木津教諭が「機能的アセスメント」について説明し、演習を行いました。「『もしA児が使いたかったボールを友達B児が先に使っていた、するとA児はB児からボールを奪い、そのボールで遊んだ』さてどんな対処法が考えられますか?」木津教諭は職員に投げかけます。「ボールをいくつか用意したり、順番を決めたりするという環境調整が必要」「大人がサポートして『貸して』『一緒に遊ぼう』と言葉で伝える行動に置き換えていくことも必要」「できたらほめるなど適切な行動の強化も必要」職員から様々な支援の方法が出されました。また「漢字が書けない」ではなく、「1年生の漢字は書けるが、2年生の漢字は50%」のように具体的な姿で実態把握をしましょう」という学びもあり、担任が変わっても継続した支援の目標設定や方向性が具体化されました。外国語研修では「相手意識を持たせ、単元のゴールを設定すること、なおかつ、コミュニケーションの楽しさを感じられるゴールにしましょう」と外国語担当の津末教諭から呼びかけられました。実際に「もう一度行きたい日本の場所を互いに伝え合い、来年の夏休みの参考にしよう」というゴールで、職員が互いの行きたい場所を伝え合いました。わんこそばを食べに行きたい職員もいましたし、屋久杉をみたいと伝える職員もいました。ちなみに私は「足立美術館に行きたい!」なんと、平川教諭も同じでした。同じだったことに感動して二人で握手しました。