人権・同和教育講演会 5・6年生
12月9日(金)5時間目に、徳島県から講師をお招きして高学年を対象に講演会を行いました。またお忙しい中、保護者の方も数名参加してくださいました。ありがとうございました。
講師の大湾 昇さんは、5・6年の子どもたちにもわかるように「部落差別」の話や「いじめ」について話してくださいました。
はじめは子どもたちが好きな漫画の話や心理テストで子どもたちを笑わせてくれましたが、「差別とはなにか」の話になると、具体的に差別の事例を出して説明し、「差別とは、その人がどんなに努力しても変えられないことを、悪意をもって攻撃すること」と熱心に話してくれました。後半はご自身が差別を受けた話や、壮絶ないじめにあった人の話をしてくれました。子どもたちはしんけんに話を聞いていました。中には涙ぐんでいる子どももいました。
事後のふりかえりで「自分も差別みたいなことをされたことがあった。今日の話を聞いて自分の中のもやもやが消えました」と書いている子どもがいました。今まで人に言えずに抱えていたことがこの講演会で軽減されたという子どももいたと思います。
今年は本校を入れて市内10校の小学校しかこの講演会を実施できなかったのですが、幸運にもお話を聞く機会がもてて本当によかったと感じました。