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持久走

今日は2年生の持久走記録会でした。朝の登校指導をしている時に、毎朝仲良く登校してくる兄妹の妹の姿が見えません。「妹はどうしたの?」と兄にたずねたところ、「妹は今日が持久走の記録会なので『行きたくないなあ』と家を出るのが遅くなっています。」と伝えてくれました。そして、しばらくして妹がいつものように登校してきました。「今日は持久走の記録会なんだよね。ちょっと苦手なんだよね。お兄ちゃんが心配していたよ。」と声をかけると、ニッコリ笑ってうなずきました。「先生も苦手。小学生の頃は持久走が大嫌いだったよ。気持ちわかるわかる。ところで好きな体育は何なの?」とたずねると「跳び箱。」と答えました。「そっかあ。苦手なことも学校ではしなくちゃいけないけど、がんばってね。自分のできる力を出せばいいからね。」と話すと、またニッコリうなずきました。ちょっとその子のことも気になり、2年生の持久走を授業観察しました。3分間に何周走れるか目標を立て、取り組んでいました。「苦手」と言っていたその子はというと、特段苦手なそぶりも見せず、最後まで走り切りました。「よく頑張ったね。苦手な持久走が終わってよかったね。」と二人でニッコリしました。