生き方を考える「人権講演会」

26日、生き方を考える「人権講演会」が行われました。講師は、徳島県で「人権書道家」として活躍されている阿部千明さんです。阿部さんの講演の中で、阿部さんは児童に「〇〇を漢字一文字で表すと？」とお題を出しました。私が心に残ったのは、「家族を漢字一文字で表すと？」のお題に対しての児童の答えでした。ある児童は「感」と書きました。理由は、「家族がうざい時もあるけれど、感謝しているから」と答え、またある児童は「一」と書き、その理由に、「家族は一番の存在だから」と答えました。同じお題でも、答えは様々で、同じ一文字を選んでいても、その文字への思いは人それぞれであることに気づき、子どもたちは「なるほど。みんなの考えがあって面白い。」と話していました。阿部さんも、子どもの感性のすばらしさを間近に感じ、笑顔があふれていました。人権学習は難しいこともあるけど、それでも、勉強し続けていくことは大切なんだと児童に伝えてくれました。