2年生と5年生の授業で
2年生の授業では生活科の「ぐんぐんそだて わたしの野さい」の学習をしていました。担任の先生が「どんなやさいがあるかな?」と問いかけると、たくさん手が挙がり、トウモロコシやらキュウリやらミニトマトやらが発表されました。そして、次の友だちが「トマト」と答えると、ある児童が「トマトは野さいではなく、くだものだよ。」という話になりました。「だってお父さんが調べてみたら、果物だって・・・。」すると別の児童が「木になるものとそうでないもので分けられると聞いたことがあるよ。」などなど盛り上がり、それぞれの持っている知識を伝え合いました。担任の先生は、児童の疑問にしっかりと答えて、木を描いて児童の発言を可視化していました。最後に先生は言いました。「ここで先生が教えてしまったらもったいない。おうちに帰っておうちの人にも聞いてみてね。」と。さあ、答えは出たのでしょうか。
そして、5年生は家庭科の調理実習の事前授業でした。家庭科室の用具の使い方などを学習しました。家庭科専科の末次先生がみんなに「包丁を使ったことがある人?」とたずねたところ、とても多くの児童が挙手しました。そこで挙手できなかった児童の驚きの顔が印象的でした。表情の裏には「え!?こんなにみんな使ったことがあるの?」そんな表情でした。その児童にとっては今日の学習のその場面が深く心に刻まれたことと思います。