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8月6日平和をねがう日 

8月6日平和をねがう日 

8月6日平和をねがう日。夏休み唯一の登校日。よく子どもたちから「どうして8月9日長崎じゃなくて6日に平和集会をするの?」と聞かれることがありますが、6日が、人類史上初めて人の上に原子爆弾が落された日であることから6日にこだわって実施をしています。(地域事情で9日に実施されるところもあるようです。)戦後80年、日本が戦争をしなかったのは、きっと平和について学ぶ機会を大切につないできたからではないかと思っています。しかし、残念ながらこの夏の暑さもあり、夏休みの登校日(平和について考える日)を無くしている他県、そして県内の様子もあるようです。子どものころから、そして教員になってからもこの日を大切にしてきた身としては、残念でなりません。また、世界各地で今、この瞬間も、人が傷つけられ亡くなっています。戦争は絶対にしてはならない!と願っている人がたくさんいるのにどうしてでしょうか。「どうして戦争するの?」「なぜ止められないの?」子どもから問われた時、今の私は一緒に悩むことしかできません。本校でも友愛委員会や6年生を中心に平和集会がテレビ放送で行われ、その後、各教室で平和の特設授業が実施されました。6年生の教室では担任が「2025年8月6日は今日しかないよ。後悔しないようにしっかり思いや考えを伝えよう!」と児童に声をかけていました。児童も課題に真剣に向き合い自分の言葉で伝えていました。自分に何ができるか、子どもたちの未来が誰かによって傷つけられることのないように、子どもたちのやりたいことがやれる、挑戦できる未来であるように、心から願い、「戦争は絶対にしてはいけない」と伝えていきます。