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夏休みの先生たち

夏休みになると「夏休みは先生たちは何をしているの?学校に子どもがいないのに・・・。」とよく聞かれます。「先生たちも夏休み?いいなあ。」と言われたことは何度もありますし、そう思うことは自然なことと思います。学校で働く私たちは、働き方改革もあり、夏の期間に夏季休暇を5日取得するように指導されています。ほとんどの職員は、お盆を中心に5日間の夏季休暇を取得しています。実際に児童が学校にいないので、普段よりは休暇を取得しやすいというのも事実ですが、児童がいないからと言ってもやることはたくさんあります。夏休みに入ってすぐは、草取りや教室内の環境整備、教材の備品整理や蔵書点検等からスタートします。その後、1学期の振り返りを自身や学年部、分掌部会で行い、2学期に備えます。学年によっては2学期の提案授業のための審議を繰り返し行っている学年もありますし、運動会の表現を汗だくになり練習している学年もあります。また、夏休みは自分の授業力アップのチャンスでもあるので、学校内外の各種研修に積極的に参加しています。校内でも人権教育研修、ICT研修、学力向上会議、ケース会議、5部会・・・と様々な会議や研修が日程に組み込まれています。私自身も、各種出張に加え、保護者との面談や、全職員との面談を実施しています。毎日がとても充実しているので、夏休み44日間はあっという間に過ぎていきます。児童が学校にいる時は新幹線なみのスピードで毎日が過ぎているので、夏休みは、ギアを少しローにして各駅停車の電車なみに自分のこと(家族のこと)を大切にしながら毎日を過ごしてほしいと願っています。