熱中症予防対策について
6月に入り、明日は子どもたちが楽しみにしているプール開きがおこなわれます。気温が高くなり、蒸し暑いなかの水泳の授業は、とても気持ちよく、子どもたちも明日からの水泳の授業を楽しみにしていることと思います。一方、長期予報では今年の夏も暑い日が続くと予報が出されており、学校としても熱中症予防についてより一層留意して、対策を進めていく必要があると考えています。そこで、本校における登下校も含めた学校教育活動中の熱中症予防対策について、今後下記のような対策を行っていきますので、保護者の皆様におかれましてもご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(1)登下校中の対策について
〇日傘(雨傘併用でも構いません)及びネッククーラーの使用を可とします。
・日傘の使用については、雨傘と同じく安全に気を付けて使用します。
・日傘を置く場所は、通常使用している傘立てとします。
・ネッククーラーの使用は登下校時のみとします。また、登校後はランドセルの中に保管することとします。
(2)学校生活全般の対策について
〇朝及び授業中の健康観察を十分に行い、顔色や態度などから体調不良が疑われる児童については丁寧に様子を観察し、気になる児童は無理をさせずに保健室に行かせるようにします。
〇体調がよくない時には遠慮せず自分から先生に言うように家庭でも話しておいてください。
〇運動場など外に出るときは、必ず帽子をかぶることを徹底します。
〇体育や運動・外遊びの場面では、熱中症や呼吸困難を防ぐ観点から、マスクを外すように声かけをしていきます。
〇5分休みには必ず水分補給をさせます。また、休み時間に外に遊びに行く時もその前後で水分補給をするようにします。
〇水筒の中身については、お茶、水に加えてスポーツドリンクや経口補水液も可とします。
○暑さ指数(WBGT)を運動や外遊びを行う際の指標とします。※毎日中休み前、昼休み前、体育授業前に熱中症指数を計測し、WBGT31℃以上の場合は運動や外遊びを禁止とします。
(3)2学期からの体育や運動会練習での対策について
〇授業を行う場所(運動場・体育館)に必ず水筒を持って行くようにして、運動開始前と終了後に水分補給を行うとともに、活動中も15~20分ごとに水分補給の時間をとるようにします。
〇外での練習中に説明が続く場合は木陰に移動して行うなど、直射日光に長く当たらないような配慮をした指導を行います。(※見学者の対応も同様に行います。)
〇緊急時の救急対策として、救急セット(保冷剤・冷やしタオル・経口補水液等)を準備します。
(4)家庭でしてもらいたい対策・準備について
〇お子さんに十分な睡眠時間をとらせるようにしてください。
〇お子さんに朝ごはんをしっかりと食べさせてください。
〇汗拭き用のタオルと水筒を毎日もって来るように家庭で準備をしてください。
〇こまめに水分補給をさせていくことから、大きめの水筒を準備するようにしてください。中が空になった場合は学校の水道水を入れるようにしますが、この時期は冷たいものの方が望ましいです。
〇登下校中の事故防止のため、水筒はできるだけ首からかけずに、ランドセルや手さげバックの中に入れて登校させてください。