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地震・津波を想定した防災訓練を実施しました

地震・津波を想定した防災訓練を実施しました

1月19日(木)の午後に全校で今年度4回目の防災訓練を実施しました。

今回の訓練の想定は、南海トラフを震源とする、震度6強の地震と津波です。同じ想定で6月にも実施しており、前回の反省をふまえた訓練計画となっております。今回も児童生徒の避難誘導、安全防護、点呼や負傷者の対応、情報伝達等について振り返りを行い、訓練を重ねるごとに課題を改善できるよう取り組んでいきます。

碩田学園は海抜2mで海岸に近く、6階建てでもありますので、地域の津波避難ビルに指定されております。そのため訓練では5階以上への「垂直避難」を実施しました。(災害対策本部を4階に設置。4階フロアは地域の一般の方の避難を想定)児童生徒たちは、2回目の垂直避難でしたので、避難経路で戸惑ったり、他学年と合流して混雑したりすることなく、スムーズに避難場所まで移動することができました。避難開始から4分35秒で全児童生徒の点呼が終了し、無事が確認されました。(津波到達を最短で7~8分と想定)負傷者役の児童の担架での搬送(2階から5階保健室まで)も、安全かつ速やかに行うことができました。点呼や放送およびPHSでの情報伝達についても1回目から改善されており、安心しました。

訓練後は各教室に戻り、災害で亡くなられた方々に哀悼の意を込めて黙とうを捧げた後、校長先生の講評がありました。それに続き、短時間ですが「防災教室が行われました」(アトリウムや放送室からのリモート配信で各教室のテレビ視聴形式)

今回の訓練では「大分市防災とボランティア週間」の取組を兼ねており、大分市役所防災危機管理課の職員の方2名が来校し、訓練の様子を視察し、終了後に講評をいただきました。講評では高い評価をいただきましたが、特に低学年児童の避難中に、走りだそうとした友だちに「走ったらだめ、歩いて」と注意した児童がいたことを褒められました。その後の講話では、自宅などの学校外にいるときに起きた災害時の対応について、クイズ形式で行われました。

(写真:左上段 非常業務放送設備、右上段 教室で講話(クイズ)を視聴する児童の様子、中段 防災講話(クイズ)の内容の一部、下段 放送室から解説をする講師)