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5年生で命の授業を実施しました(動物愛護センター来校)

5年生で命の授業を実施しました(動物愛護センター来校)

3月10日(金)5年生の3~5時間目に、大分動物愛護センターの所長以下6名の所員の方々をお招きして「命の授業」が行われました。

命の授業は各学級で、3時間目から1時間ずつ順番に行われ、センターで保護されているワンちゃん2頭とふれ合う場面もありました。

この「命の授業」は大分県の施設である大分動物愛護センターが行っている事業の一つで、本校では命の大切さを学ぶ道徳科の出前授業としてセンターに依頼しました。

保護犬たちとふれ合った児童の感想は「おとなしい」「かわいい」「あたたかい」等とても好意的でした。しかし授業の本題に入り、捨てられた犬猫が殺処分になることや、大分県が殺処分数全国ワースト5に入ることを知ると、児童たちの悲しそうな表情が広がりました。またあるワンちゃんのストーリー(スライド紙芝居)がフルートの音色とともに語られると、児童たちの表情に「なんとかしなければ」という思いがあらわれているようでした。そこで今日の課題「こんな悲しい犬が少しでも少なくなるにはどうすればよいか」が提示され、児童たちは真剣な表情でワークシートに思い思いの意見を書きこんでいました。

児童からは「寿命が来る最後まで責任をもたなければ」「ただかわいいから等その時の気持ちではなく、本当に飼えるのかよく考えないといけない」「税金で施設をたくさんつくればいい」「法律が必要だ」等など、様々な視点からたくさんの意見が発表されました。

児童が目を輝かせて、思いを出し合い、認め合う場面がたくさん見られた命の授業でした。